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〈過去の話 2〉
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すごい怖い目が俺を見ている。
「...波瑠、どうしたの?」
「...宏輔はいつまでたっても鈍感やなぁ...。...見ててイライラする。」
すると俺の髪をグッと引っ張った。
「痛い...から...」
「...ちょっとこっち向いてよ」
俺は何も疑わず前を見た。
「んっ...?!」
口の中に舌が入ってくる。
...キスしてる...?!
「...やめ...っ...んっ...ふっ...や...」
すると俺の口から離れた。
「...その顔めっちゃ興奮するわ。」
そういうと練習着を上にまくられた。
「...ちょ、やだ、だめ...ねえ、やめて...」
乳首を軽く摘まれた。
何も開発されていない俺はなにも反応しなかったが、さっきのキスでおかしくなっていた。
ただ、頭は拒絶しているのに身体が反応していた。
「嫌じゃねえんだろ。」
そういうと波瑠はズボンを俺の目の前で下げ、無理やり口にブツを突っ込んできた。
まずい、やだ。
でも、明日は試合。
これで拒絶したら俺が台無しにしてしまうと思った。
でも怖くて震えが止まらない。
「んっ...んっ...んぐっ...くる...しっ...」
ガチャッ
「何してんだよお前ら...」
「チッ」
「りゅ...ふっ...!」
隆は女子と多分そういう経験がない。
だから、同様で最初は立っているだけだった。
「んっ...ん...」
無理やり頭を捕まれフェラさせられていた。
「...俺は宏輔が好きやで...」
そう波瑠がいうと隆は波瑠を殴った。
「ふざけんな...!」
「ゲホッゲホッ...はぁはぁ...」
すると、隆は俺の手をひっぱり部室を出た。
いつも歩いてゆっくり帰ってる帰り道を走っている。
泣きながらだから俺は前が前がぼやけていた。
頭から吹っ飛ばせようとしてるのか、隆はとにかく俺の手をひっぱり走った。
「...気づくの...っ...遅くて...ごめんっ...」
...隆も泣いてる...のか...?
ピタッと立ち止まり、隆は頭を俺に向かって下げた。
「悪い。...今日、俺があいつを試合でイライラさせたから...」
...隆のせいじゃない。
「隆のせいじゃなよ...。俺が今日は早く帰るっていえば良かっただけだし...。それに、助けに来てくれて本当に助かった。」
最後の試合、シングルスダブルス共に一回戦敗退。
波瑠は県大会で終わる。
...最悪の終わり方だった。
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