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昔話
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「…………………」
あれ~?拗ねてる?
「ほら、あいつら帰ったから2人きりだよ?何する?」
「……セックス」
「………それ以外」
拗ねてても変態は変態のままだったか…
「じゃあ、凪仁の話する」
「は?」
俺の話?
うわー、つまんねーわ…
「凪仁の小さい時の話聞きたい」
「なんで?」
「アイツらが知ってることを俺が知らないの、やだ」
…………………可愛い
「わかった。じゃあ何か質問して?」
「俺のこと好き?」
それは好きだけど…
「昔の話じゃない質問は受け付けません」
「お願い…これだけは答えて?」
なんか…すっごいうるうるした目で見られてる…
「す…き」
「…そっか!よかった!じゃあ次の質問いくね!」
いやいやおかしいだろ。
さっきのは演技だったのか?
もういつも通りの唯翔じゃん
「じゃあー、秋人って人とはいつから仲いいの?」
秋人は俺より2つ上だからなー
「いつからだっけー。でも、物心ついたときには既にいたな」
「え?そんな昔から?」
「うん。彩颯もね」
「へ~そーなんだぁ~」
めっちゃ無表情だ…
「じゃあ波木は?」
あ、健音も同じだな…
「健音もそんくらい」
「…なんか俺だけ除け者みたいだ」
…シュンって効果音がつきそうなくらい落ち込んでる
「そんなことないから…。その、俺、唯翔が…一番…す、すき…だし」
「………どこでそんな誘い方覚えたの?」
「え、誘ってなんか…な…んっ」
チュッ
「でも…流石に、凪仁腰痛いだろ?だから今日は我慢する…」
「………ありがと」
優しいな…
まぁ、そんなとこが好きなんだけどね
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