アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
トイレにて
-
「あれー?凪仁。そっち行き止まりじゃーん。何なの?捕まりたいの?」
知ってるわ!
そして捕まりたいわけあるかぁ!
とにかく、どっか逃げるところ…
「…トイレ!」
行き止まりだけどトイレがあった!
ラッキーだ!
俺は急いで上履きのままトイレの個室に入り鍵を閉めた
はずだった…
「ざんねーん。俺のがはやかったね?」
けど、唯翔の顔は見えない
そっと足元を見ると唯翔の足が個室のドアに挟まっていた
「あっ、ごめん唯翔っ!痛くないっ?大丈夫?」
ってなんで俺謝ってんだよっ!?
元はといえばこいつが悪いのに!
「大丈夫じゃなーい。だからお仕置き追加ー」
「無理無理っ!大体なんで唯翔が1年の教室にいたんだよ!?」
「凪仁に会いたかったから?」
……っ///
「…そんな理由じゃだめ」
「じゃあどんな理由なら1年の教室行っていいの?」
「…先生に何か頼まれた時」
「えーやだー」
だってさ!そんな頻繁に来てたら俺たちの関係ばれるじゃん!
そんなこと言ったらお仕置き追加とか言われそうだから言わないけど!
けど俺も唯翔に会いたいのは事実だから…
「なら…お昼だけ…」
「…!!…わかった!それ以外は我慢する!でもたまには行くからな!」
まぁ、たまにならいいよね
「うん」
「じゃあ」
「じゃあ、俺教室戻るからそこ退いて?」
唯翔がいるから出れない…
「え?何言ってんの?お仕置きしてないじゃん」
「は?」
今『じゃあ』って言ったよな?聞き間違いじゃないよな?
「だから、お仕置きはトイレの中でヤること」
「はぁぁあ!?ここ学校だぞ!?」
何それわろえない
「そうだねー。誰か来たら、バレちゃうねー?」
「嫌だ嫌だ。ヤるなら家にしてくれ」
「凪仁にそーゆーのを決める権利はないのー」
マジかよ…
そんなとこ見つかったら俺もう学校来れない…
「だからってなんで学校なんだよ!?」
「だって、声我慢してる凪仁かわいーし」
「………………」
俺が可愛いとか…
知ってたけどただのアホやんこいつ…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
81 / 648