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慣れた動作で一階のロックを解除して、部屋の前でインターフォンを押す。
返事を待つことなく、俊明ははポケットからキーを取り出した。
「・・・む・・・あれ・・・。飲みすぎ・・・?」
キーホルダーから選ったキーがドアの鍵穴にうまく差し込めず、がちゃがちゃと不快な音がコンクリートに響く。
やっと開錠できた扉にほっと息を吐き出して、「おじゃましまーす」と小声で呟きながらそっと開いた。
寝静まった暗い廊下から、玄関に一番近い部屋へ体を滑り込ませる。
練習明けのコンパで、思ったよりも酔ってしまった。
ベッドに投げ出した体は重たく、四肢がじわじわと熱い。
くらくらと眩暈がするのが気持ちよくて、独りでにたにたと笑顔を浮かべた。
「・・・甘い・・・・・・」
羽織っていたパーカーをもぞもぞ脱ぐと、先程まで一緒にいた女の子のコロンの香りが鼻を擽る。
むらっとキた。
最近、練習に忙しくてセックスもオナニーもご無沙汰だ。
そう思えば、下半身にじんわりと熱が集まる。
そっと手を伸ばして布越しの息子に触れる。
独り立ちを始めた息子がどくどくと脈打っていた。
「んー。元気じゃん」
むにむにと刺激を与えれば、塊が膨張する。
アルコールで理性が麻痺していれば、止めるものは何もない。
かちゃかちゃとベルトを外して、ジーンズのジッパーを寛げると、脱ぐ間も惜しんで下着の中に自らの手を差し入れる。
下着の中で丸まっていた息子を介助してやると、真っ直ぐ上に向かって立ち上がる。
すっかり芯を持った息子は、手の中で嬉しそうにふるりと揺れた。
「・・・ふ・・・はあ・・・・・・」
握りこんだ手をゆっくりと上下させると、心地よさに脳みそが蕩ける。
酩酊感と一緒になって、トリップしそうだ。
興奮の所為かアルコールの所為か、熱い吐息が漏れ出る。
「ん・・・・・・・・・っく・・・あ゙あー、ヤベっ」
ガシガシと扱きたいのに、下着が邪魔くさい。
腰を浮かせて下着と一緒にジーンズを腿まで下げる。
横着をした所為で酔っ払いの手ではなかなかうまくいかず、もどかしさが募った。
やっと露出した下半身が、暗い室内に白く浮かび上がるのが少し間抜けだ。
期待に膨らんだ息子が、腹に付くほど反り返っている。
おもむろに幹を握ると、手を軽く上下した。
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