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気持ちいい。
上手すぎじゃねえ?
なんなんだよ、この人。
「しゃぶらせろよ」
低く掠れた声が耳を擽った。
ぺろりと唇を舐めた悟にごくりと唾を飲むと、それを肯定と捉えたのか、返事も待たずに俊明のペニスに舌が巻きついた。
「! っぁ・・・・・・」
「む・・・・・・ン、おいひ」
俊明のペニスを頬張った悟の顔には恍惚の表情が浮かぶ。
塗りつけた先走りを舐め取るように忙しく蠢く舌が、俊明のいい所を擦る。
暖かく柔らかい舌が気持ちよくて、自然と腰が揺れた。
「・・・・・・ム・・・・・・ふ・・・」
「こえ、出せよ。さっきみたひに・・・いい声、聞かせろ」
咥えながら喋る悟の歯が幹に当たって、その度にびくりと肩が揺れる。
男に咥えられている。
それははっきりと認識しているのに、何故か嫌悪感はなかった。
むしろ、感じるのは愉悦。
憧れの対象だったスマートで完璧な大人の男が、自分の下半身に顔を埋めて一心に舌を這わせている。
大きなペニスを喉の奥まで突き入れては、生理的な涙を浮かべる。
その濡れた瞳は、明らかにこの行為に悦びを感じていた。
満たされる征服欲。
男として上位のもの屈服させているという暗い喜び。
無意識に歪な笑みを浮かべていた俊明を見上げて、悟が目を細める。
ふっと密度の濃い息を漏らした悟の動きが変わった。
ペニスを軽く吸われ、頬が窪んで柔らかい口中の肉が幹に密着する。
尖らせた舌をペニスに押し付けたまま、悟の頭が大きく前後すると、じゅぶじゅぶと水気を含んだ音が卑猥に響く。
「っう・・・お、うぅぅ・・・んふは・・・・・・」
涎と先走りで汚れた悟の口の周りが暗闇の中てらてらと光っていた。
悟の頭に手を置いて、張りのある髪の毛に指を絡める。
動きに合わせて本能的に腰を突き出せば、悟の喉から苦しそうな呻きが漏れた。
それでも動きを止めることなく俊明の射精感を高めていく。
「・・・う、はぁ・・・・・・ヤベ・・・」
頭の奥がチカチカして、達してしまいそうだ。
腹に力を入れてその衝動と戦う。
早いとか、口にとか、そういう理性的な理由でではない。
ただ、少しでも長くこの快楽を味わっていたいという、即物的な欲求がそうさせた。
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