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プライドなんてありません
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…何をしてんだ?俺は。
男だぞ?俺は。気持ち悪いことしちまった…
謝ろうと顔を上げると 佐藤君は 目を見開いて俺をガン見していた。口も開いている。
俺は手を離し急いで謝った
「ごごごごめんなさいごめんなさい俺ほんと何やってんでしょうかね、すいません、えと、気持ち悪いですよねわかります、えと、死にますか?」
後輩に敬語で謝るとかどういうプライドをお持ちなんでしょうか俺
「……先輩」
なんかいつもより低い佐藤君の声。
おこ?おこなの?あーめっちゃ激おこじゃん。
「ご、ごめん…気持ち悪い、よな、ごめんな?」
「気持ち悪いわけないじゃないですか。
もー、可愛いー。てかまずトイレ行ってもいいですか?
男子高校生の理性舐めないで!」
俺がOKを出すと佐藤君は急いでトイレに向かっていった。
そんなに我慢してたのか。
言ってくれれば良かったのに
俺は トイレの近くの椅子に座って待ってることにした。
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