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違う親から産まれたかったです
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「もしも「桜。俺だ」
俺の名前を言うこの低くて耳障りな声。父親だ。
俺を捨てたこの親が今更俺に何を言う気か。
金か。もうそろそろ自分で稼げということか。まぁしょうがないか高2にもなって。
だが俺には一つ問題がある。
バイトをしても接客は勿論他の従業員の方とも会話できない。何てことだ…
「お前 もう俺と関わるな」
……は?俺今までも関わってなかったろ。変なこと言うんじゃねぇよ。とうとうボケたかこのクソオヤジ
「何言ってんの」
「お前がいると色々迷惑なんだよ。俺の子供が誰だ誰だ聞いてきたり
そもそもお前のためにわざわざ銀行行きたくない。金は300万ぐらい振り込んでおく。」
「あんたそれでも親かよ」
「出来ればお前のような子供は産みたくなかった。
俺の子だと言うのなら
俺のために死んでくれるか?無理なら もう関わるなよ」
そう言われ 切られた
「佐藤くん…助けてっ」
無意識に俺は呟いていた
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