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「俺に、逆らうな」
「ひっ……あ゛ぅっ!」
硬度を取り戻したペニスが今度は前から挿入され……叶多はまるで弓のように身体を大きくのけ反らせた。
「や、止めっ……嫌っ!!」
さっき出された精液のぬめりで固く長大な須賀のペニスが、今度は全く抵抗無しに深い所まで入って来る。
「あ゛ぅっ、やっ、やめっ……」
「逆らうな……と、言っている」
深い場所まで犯される恐怖と、自分の中に芽を出し始めた疼くような感覚に……堪らず叶多が身体を捩ると、戒めるように胸の尖りをギュッと抓り上げられた。
「いたっ……や、やぁ!!」
「うるさい」
抑揚の無い冷たい声に叶多は身体を竦ませる。
感情の読めない視線に見据えられれば動けなくなり、そのまま激しぐ突き上げられれば悲鳴とも、喘ぎともつかない声を上げるしか出来なくなった。
―――怖い、怖い……。
全てを見透かすような視線が。
物のように扱う腕が。
―――逃げなきゃ……早く、逃げ……。
そこから先は本当に、地獄のような時間だった。
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