アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
3
-
次に意識を戻した時には辺りは闇へと包まれていて、熱に浮かされた叶多が虚ろに宙へと視線をさ迷わせると、突然頭上のライトが灯って眩しさに目がチカチカした。
「あっ……ん、んぅっ」
間髪入れずに口へと何かが触れて来る。
それが人の唇なのには、すぐに気付く事が出来た。
「んっ」
舌で歯列を割り開かれ、水分が中に注がれて……むせ返りそうになりながらも、どうにかそれを飲み込むと、一旦口が離れて行って同時に瞼を掌が覆う。
―――だ……れ?
「んっ……う゛ぅっ」
もう一度、同じ行為を繰り返され、今度はむせた叶多の口から水が零れて頬を伝った。
「ゴホッ、ゴホッ」
咳き込む自分の声と同時に舌打ちの音が聞こえてきて、竦み上がった叶多の身体はまたカタカタと震えだす。
「うぐっ……やぁ、んぅっ」
また唇を塞がれた。
今度は水は入って来ないが、ゆっくりと蠢めく舌が叶多のそれにザラリと絡んで来て、吸われたり甘く咬まれる度に妙な感覚が背筋を這う。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
102 / 552