アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
45
-
「お前、ホントに自分でした事無いんだな」
溜め息混じりの声が聞こえて、背筋にザッと鳥肌が立つ。
また怒らせてしまったらしいと思えば身体は更に竦んで、膝がガタガタ震えだした。
「……しょうがないな」
「っ!!」
もはや息すらまともに出来ない。
声と同時に須賀の指先が出ていったから、今日は諦めてくれたのかもしれない……と、一瞬期待しそうになったが、そんな事はありえないからと自分で自分を戒めた。
「ほら」
「……っ!!」
手首を掴んで叶多の指もアナルの中から抜かせた彼が、次に取った行動は……知識の無い叶多にとっては思いもよらないような物で。
「ひっ……ゃあっ!」
―――こんなっ!なんで?
仰向けにベッドへ倒され、両脚を担ぎ上げられて……膝裏を掴み直した須賀が、そのまま叶多の顔の両脇に膝が付いてしまう位、強くそこを押しつけた。
「此処、自分で持ってろ。離したら縛るから」
至近距離から見下ろされ、余りの恐怖に羞恥を感じる余裕も無いまま、叶多は自ら膝裏を掴む。
「ぁっ……くぅ」
折り曲げられた無理な体勢に腰が浮いて不安定になるが、すかさず須賀がクッションを挿し込み、まるで自ら尻を差し出しているような形にされた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
144 / 552