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「あっ……あぅ」
―――ちが……ちがう。
先日時間を掛けて須賀に教え込まれた快楽と、彼への恐怖がない交ぜになって、パニックになった叶多の頭は、先程彼に浴びせかけられた罵声で一杯にになっていて……。
『親父に使わせたんだろ?』
ーーーちがうっ、僕は、そんな……。
「うぅ……ふ…んう」
「……お前、何してるんだ?」
自由になった手を動かしてパジャマのズボンを脱ごうとすると、流石に驚愕したのだろう……頭を掴んでいた掌を離した須賀が尋ねてきた。
―――してない、僕は……してない。
淫乱だと、売女だと、何度も言われて来たけれど、そうじゃないのだと伝えたいから、必死に震える手を動かしてズボンと下着を下にずらす。
常の冷静な状態ならば絶対にしない行動だが、そんな判断も出来ない位に今の仕打ちは辛く苦しい物だった。
「……なっ」
思いもよらない叶多の動きに、須賀が小さく声を上げる。
うつ伏せのまま露わになった尻だけを高く持ち上げて……後ろに回した掌で尻を掴んで左右に引っ張ったのだ。
「あっ……あうぅ」
開きっぱなしの唇からは唾液がタラタラと下に垂れ、晒された尻は誘うように、不安定にユラユラ揺れた。
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