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「……出すぞ」
「んっ……ぐぅっ……んぅ!!」
冷たく響いた声と同時に、頭を掴まれ喉の更に深い所をペニスで何度も穿たれる。
込み上げてきた吐き気にえづくが、そんな反応を愉しむように、須賀はソファーから立ち上がると……叶多の髪を背後に引いて顔を上向きに固定した。
「全部、飲めよ」
「んぐっ……んっ……うぅ」
苦しさに、身体がビクビク痙攣する。いつもとは違う過酷な仕打ちに身体が勝手に逃げを打つけれど、途端に腹を軽く蹴られて叶多は恐怖に固まった。
「ゴホッ……ゴホッ」
少しの後、生温かく苦い彼の体液が口の中へと放たれて……叶多は咳込みながらも必死に数回に分けて嚥下する。
「あ……あぁ」
「ほら」
そして……呼吸もまだ整わないのに、当前のような声音で命じる声に半ば操られるように、引き抜かれたペニスに手を添え尿道口へ唇で触れると、泣きそうに顔を歪めらがらも残滓を無心に啜り上げた。
「……クッ」
髪の毛を掴む須賀の指先にほんの少し力が篭り、聞こえた吐息に視線を上げると、無表情に見えるその顔が僅かに上気してるのが見え……その刹那、叶多は自分の胸の辺りが大きく脈打つ音を聞く。
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