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ーーーああ、これは……夢だ。
だから……無意識の内に現実逃避の道を選んだ。
平凡で何の取り柄のない自分みたいな人間に、御園がわざわざ足を運んで印を刻むなんて話は、まるで現実的ではないし、彼等のゲームのターゲットが自分だなんて、およそあり得ないような話だ。
ーーーそれに……。
叶多が何を話したにせよ、簡単に「信じる」なんて言うような男ではない。
「これからは……俺の傍を離れるな」
「あっ……あぁっん」
動かない頭で必死に考えを巡らせていると、視界一杯に広がった彼の端正な顔がぼやけてきた。
それと同時に後孔へと挿しこまれた長い指先に精液を掻き出され、自分の物とは思えないような甘い嬌声が上がってしまう。
ーーーこれは……夢だ。夢……だから……。
「あっ、そこ……」
「なんだ?」
「……と、もっ……と」
強請る言葉を紡いだ時には、既に叶多は正気じゃ無かった。
「ここか?」
「あふっ……ああっ…ん」
だから、自ら射精を促すように腰を振り、恐る恐る伸ばした指でペニスを掴んで扱き始める。
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