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出産です2◆猫山◆
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分娩室には陣痛の合間に車椅子で向かった。
分娩室に向かう途中、手術室の前を通ったが、看護師の言う通りランプが点いていた。
「旦那さん、出産に立ち合いますか?」
「出来ればお願いします」
朝則が稜に居てくれるらしく、少し安心したが、分娩室に入って待っていたのが男性の産科医だった。
「あー…猫山くん?手術室がいっぱいで分娩になってしまって申し訳無い…」
待て、待て、待て、俺は女産婦さんに赤ちゃんを取り上げてもらうはずじゃ!!!
隣に居る朝則もビックリしていた。
「た、橘?」
「おー?おっ?関屋!!!」
何事?
「関屋の嫁さん?」
「今日産まれたら、今日入籍するんだよ」
「おー!マジか!おめっとさん」
「と、朝則?」
「あ、同級生の橘智哉だよ、橘産科医になったんだ?」
「おー、大学の時に同級の腐女子に妊夫の需要性に付いて語られてな、確かにそうだと思って産科医になったんだわ」
なんか、語られちゃってるけど、俺はどうしたらいいんだ?
「んあぁっ…な、なんか…降りて…くはぁ!」
「おっ、朝則手伝え、分娩台に嫁さん乗せるぞ…」
「こう?」
「そうそう」
俺は分娩台に乗せられ…パンツを脱がされた。
「女産婦さんは?」
「今日は出産ラッシュみたいで、俺しか残ってねーんだわ、まあ。看護師さんは経験持ちを用意したから安心しろ」
足をM字型にされてる俺を挟んで会話は続く。
「男は女とは違って産道は開かねー、でな関屋…ボショボショボショ…頼めないか?」
「確かにそれは僕の仕事だ…出来れば最小限に、誰にも触らせたくないしね?」
「だろ?頼むわ…これ、ローションな用意が出来たら呼んでくれ」
「あぁ…分かった」
なんでローションが必要なんだ?
俺にも分かるように説明をしやがれ!
元々俺は帝王切開で取り上げてもらう予定だったんだぞ?
それを、説明も無しに、いきなり分娩とか…気持ちを整理する猶予さえ与えられてない、いや、与えられとしても陣痛で、それどころじゃないな。
「裕太…覚悟を与えられる時間すら無くてゴメンね?」
「智則?」
「妊夫はね、いつも裕太が僕を受け入れてくれる場所から出て来るんだ…」
「はぁ!?」
つなり、アレが挿入され、中に出される場所だよな?
そこに出されて妊娠するわけだから、そうなるのか…って!
「陣痛我慢するから!帝王切開…ひゃっ!」
「時間が無いんだ…」
股間に冷たいローションが垂らされ、これからセックスはします的な解しが始まった。
「んあっ、そんな、動かすな…やっ、我慢出来無くなる…やらってば!朝則ぃ…いやら、いやら…んっ」
智則は遠慮無く指を出し入れして、徐々に穴を緩く解して行く。
しかも、必要以上に指を増やし広げる。
「あっ、あっ、やら…な、何か来る…落ちて落ちて…朝則ぃ!!!」
「橘!指に赤ん坊が触れた!」
バァン!
「あとは任せろ!嫁さんの手をしっかり握ってなっ!」
「あぁ…裕太!」
「んぐひぃ、やらーやらーうあああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!朝則ぃぃぃ!!!!!!」
絶頂に近い感覚が襲って来て、俺は意識を飛ばした。
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