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『失礼します、佐野です。会長いませんか!?』
彰人「おや、君は……会長のお気に入りの佐野君ですか。
随分と焦っていますがどうかしましたか?」
『いや、竜輝がこんなに可愛くなってしまって…』
藤田「あれあれ~、竜輝君ってば変なもの食べちゃったの?」
竜輝「仁宛の差し入れ食べたら、こんなに小さくなっちゃった
んだよ~」
彰人「あぁ~……例のあれですね。
全く……、後でお仕置きしとかないと」
お、お仕置き!?…ちょっ、気になるんだけど、←
それより……、
『例の…あれって?』
藤田「仁ちゃんが、作った変な食べ物型の薬だよ。
紛らわしいものをよく作ってるからね~…。
確か、解毒剤もあったと思うよ?」
竜輝「仁なんて、大嫌いだ~。
早く、解毒剤ちょうだい?」
彰人「それですよ、確か。」
竜輝「ゴクゴクゴク、…」
まるで、魔法みたいに竜輝は元の大きさに戻った。
可愛かったのになぁ~…と少し残念だった。
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