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水音なりの…
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「司さん…!」
「うん?」
「司さん…!」
「うん、だから、何?」
「…………えへへ」
わけわからん。
だけど、なんかシアワセそうなツラしてるんなら…いっか。
笑い返してやると、水音は今度は自ら抱きついてきた。
ワォ。スゲェ進歩。
どうやら水音は少しは俺になれてくれたらしい。
すごい怯えようだったから俺になれるのはまだ時間がかかるようだと踏んでいたが、そうでもなかったようだ。
そのことに俺はちょっとだけ複雑な思いを感じながらも安堵した。
水音は俺の腰にギュウギュウと抱きついて、俺の胸にすり寄り、相変わらずニコニコと笑っている。
本当に小動物みたいだな…。
犬か?猫か?…いや、どちらでもないな…。
うさぎ?ことり?……うーん…。
あんま上手く思いつかないな…。
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