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18歳以上ですか?
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デレデレ
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あーヤバいヤバい。コイツ、ほんっとに…かわいいわ…。
特に今日は小学生みたいな背格好だから、デレた時の反動がいつもの並みじゃないんですけど!
俺の半袖Tシャツが七分袖になってる時点でもう十分かわいいのに、膝にのってデレるとか、もう…もう!!
俺はむちゃくちゃにしたくなる衝動をなんとか理性で抑え込み、頭を撫でるだけにとどめた。
これ、本当に16歳かよーー///
すっかりノックアウトされている俺に気づいているのか気づいていないのか、水音は反応しない。黙って抱きつくだけ。
俺は一度深呼吸をしてから水音の肩を押した。
「水音、俺、ご飯まだなんだ。今から作るんだけど、お前も食べるか?…まぁ作るっつっても今日はインスタントだけどな」
「インスタント…?」
「3分かそこらで作れるラーメンだよ」
今日の場合はな。いつもはできるだけ炊事はしてるんだが…
まぁそれは今はどうでもいい。
水音はしばらく悩んでいたが、結局のところウンと頷いた。
あぁその仕草だけでもかわえーわ。俺、子ども好きなんだよなぁ…。ちっさい時は弟か妹が欲しかったんだよなー。
俺はケトルに水を入れ、スイッチを押す。水が沸く間に、朝にスイッチを入れておいた洗濯機の中のものをベランダに干す。
少し多くなった洗濯物に俺は若干ニヤつきながら、手早く干した。水音はずっと俺のあとをついてきていた。
あーかわいい。超かわいい。
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