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「いや~やっぱ、何度見てもでけぇわ」
身体の位置をずらしてベルトを外し下着に手を差し入れいれて熱く反り勃ったモノを取り出すと躊躇いもなくそれを口にする。
「たか、……っ」
口を大きく開けたまま赤い舌を伸ばして、側面と裏筋を丹念に上下する。陰嚢を転がすように愛撫しながら時々交互に口に含み、尖らせた舌を鈴口の中にねじ込むようにしてやると緑間の口から酷く艶のある溜息のような喘ぎが洩れた。喉の奥まで押し込み、届かない部分は指を使って扱き上げる。ぐちゅぐちゅと言う音が耳を侵し、夢中でしゃぶっているうちに思考はどんどん淫らな妄想を描き始め無意識のうちに腰が揺れる。
鈴口からはとめどなく体液が溢れ、ガチガチに硬くなったソレで突き上げられたらどんなに気持ちがいいだろう。
身体の奥が甘く疼いて、しゃぶりながら強請るように見上げると、緑間が眼鏡をせわしなく押し上げながら息を吞んだ。
「ん、んっ、はぁ……は……なぁ、俺もう我慢できねぇよ……枕木の引き出しん中にローションあるから、早く真ちゃんの挿れて……」
「……全くお前は……自分が何を言っているのかわかっているのか?」
耐えかねたように緑間は息を吐くと、履いていたボトムを脱ぎ捨て高尾のズボンも足から引き抜いた。
ベッドに仰向けになった高尾に緑間が覆いかぶさってくる。
指示されたとおりの場所から小さなボトルを取り出し蓋を開けた。ピンク色の液体は甘ったるい匂いを放っている。
「こんなものを買って何をしていたんだ?」
「……なんでもいいだろ? それよりさぁ、早くぅ」
誘うように腰を腿に押し付けて促すと、ローションにまみれた左手が高尾の尻に伸びてくる。
「あ、んん。真ちゃんの指、冷た……っ」
「文句を言うな。直ぐにわからなくなる」
緑間は手に取ったローションを自身にも塗り付け、高尾の窄まりに当てた。
「俺を煽った事、後悔するなよ」
「後悔なんてするわけねぇじゃん。イイから入れて……真ちゃんの、奥まで……激しくして……」
「バカ尾が……」
熱く猛ったモノがローションの力を借りて一気に中へと押し込まれてゆく。
「んっ! あ……ぁあっすっげ、真ちゃんのすげー熱いっ」
ギシッギシッとベッドが軋み、部屋中が濃厚な空気で満たされていく。
「あん、あっ……もっと、あっぁあっ……ん、むっ……んんっ」
声がうるさかったのか、緑間に唇を塞がれた。堪えきれない緑間の律動が激しく高尾の内部を刻み本能的にずり上がる身体を押さえつけられて腰を打ちつけられる。
肩口に顔を埋め首筋に舌を這わせられゾクゾクした甘い痺れが全身を駆けた。
「ふぁっ! あっ! あぁ……んっ……っ、すっげ、気持ちいいっ」
耳元で妖艶に囁く声と、大胆に腰をグラインドさせ巧みな腰使いに異常な興奮を覚え、緑間は軽い眩暈がした。
「イイ……すげぇイイっ! 真ちゃんは? 気持ちイイ?」
「あぁ。最高なのだよ……眩暈がするほどにな」
動くたびにぐちゅりぐちゅりと卑猥な水音が耳を犯して、一層二人の快感を煽っていく。
出てくる言葉は喘ぎとなって部屋の中に甘く広がってゆく。
ピンポイントで敏感な部分を突き上げられ太ももの内側が痙攣する。
その反応を緑間が見逃す筈もなく、緑間の指が高尾の雄を握りこんだ。
「あっ、ああっ! 真ちゃ、ソコやっべ……ダメ、あっああっ」
突き上げるのと同じタイミングで扱かれて、一気に射精感が高まる。
「んっ、も、イく、あっああっだめ、イクっ!」
頭の中が真っ白になってもう何も考えられない。びくびくと背中が大きくわなないて、緑間の左手の中で白濁を放った直後、くらっと眩暈がして高尾の意識はゆっくり遠のいて行った。
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