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「へっ!? お仕置きって……」
腰の上に跨ったまま手を伸ばし、手首を一纏めにして近くにあったタオルで手際よく縛られる。
「――なっ!? ちょっ、宮地さん! なにやってんっすかっ!?」
勿論抵抗しようとしたが体格差が有り過ぎるし、自分に非があるという後ろめたい気持ちも手伝ってろくな抵抗にならなかった。
「うるせぇよ! お仕置きだっつってんだろう?」
言いながら無防備になった脇腹を擽るように手のひらで撫でられて、身をよじると咎めるようにシャツの上から胸の尖りを摘まれた。
「……ぁあっ」
ちくりとした痛みに宮地の下で小さく身体が震える。その反応に気をよくしたのか、手首に巻きつけるようにして服を脱がされた。
露になった胸元に指を這わせながら、宮地の顔が下りて来て耳たぶを唇で挟んで上下する。
時折軽く歯を立てられてぞくりと背筋がざわめく。
「んっ」
眉を顰めて耐えていると尖らせた舌が耳穴に侵入してくる。
自然に逃げようとする頭を押さえつけられ、熱く濡れた舌が耳の中を犯し下半身に鋭い快感が生まれた。
くちゅくちゅと耳の中にダイレクトに響く音がいやらしくて堪らない。
堪えようとしても堪えきれない甘い痺れが全身を駆けて、高尾の口から小さな嬌声が洩れる。
手首を縛られて万歳の格好で押さえつけられているためにろくな抵抗も出来ずされるがままの状態だ。
「はぁ……は……」
耳の穴をしつこく蹂躙され、ようやく解放された時には息も上がり、ぐったりと疲れきってしまっていた。
弛緩しきった身体を熱い掌が撫で回す。ピンと尖った胸元を掠める指先に甘い痺れを感じ背中がわななく。
「縛られて感じてんのか? ほんと、やらしい身体してんなお前」
「あっ、ちがっ……」
耳元で囁かれ、吹き込まれる吐息にすらゾクゾクしてしまう。口では違うと言っていても早くも反応を始めたソレは隠しようがない。
さっきから俺のケツに当たってんだよ。と意地悪く笑われ羞恥で頬が熱く火照る。
恥ずかしくて逃げ出したかったが腰を押さえつけるように乗られているため身動きが取れない。
思わず顔を背けると、無防備に晒された首筋をきつく吸われた。
「あっ! 宮地さ……っ痕っ」
「ぁん?」
「やっ、そんな目立つ所に痕付けたら俺、キャプテンに怒られる」
「お前が気にしてんのは大坪じゃなくて緑間じゃないのか?」
「……っ」
鋭い質問に高尾は答えられなかった。それが更に宮地の苛虐心を擽ったようで、首筋を執拗に舐められ吸いつかれて、紅い徴が白い肌に刻まれていく。
「高尾は色が白いからよく目立つ。これ見たら緑間はどう思うんだろうな?」
緑間にもし見られたら? 想像するだけでもゾッとする。
「宮地さん、マジやめっ……」
「高尾。お前、まだ自分の立場がわかってないみたいだな。言ったろ? これはお仕置きだって」
宮地の目が眇められ一旦、彼は高尾の上から退いた。圧迫されていた腹部が解放され軽く噎せ込んでいる間に、ズボンと下着を一気に抜き取られる。
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