アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
29
-
「おぼっちゃまクラスから降格っつうからどんな頭カチンコチンが来るのかと思ったが、意外だ。」
「……偏見だな。」
フッとため息をつくと、黒木は立ち上がり目の前に立った。
……意外とタッパがある。
スタイルもいいから、これはモテるだろうな。
……男子生徒に。
「お前の目、かなりいい。その全てを見下してるようなクソみたいな目。俺のモロタイプだ。」
「黙れ。嬉しかねぇよ。」
「ハッハ!つめてぇな!でもその性格もいい。いつでも夜の相手してやるよ。」
「間に合ってる。」
……とんだ変態野郎だ。
それからしばらくFクラスについての説明を受けた。
といってもトイレの位置や、階段の位置など基本的な構図についてのみ。
詳しいことは自分で目で見て確認しろとのこと。
本当に適当な奴だ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
29 / 376