アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
71
-
……こいつは確か…いや、わからん
「おいおいおいまてまてまてなんだそのこいつの名前なんだっけみたいな顔。俺の名前本当に覚えてないのか?!」
「当たり前だ」
俺の言葉にがっくりと肩を落とす寮監
するとケラケラ笑いながら嶋津が俺の横に立った。
「キーさんドンマイ!」
「おいこら悟。笑いながらはなんの慰めにもならん。」
寮監に軽く頭を叩かれて起きながらなおも笑顔
やっぱりこいつはマゾなのかもしれねぇ。
「……おい、寮監」
いまだにじゃれ合う二人呆れながら見つめ口を挟んだ。
ん?と寮監の視線がぶつかる。
「さっきのどういうことだ」
「あーそのままの意味。俺がいるから騒がない。…な?」
そういってチラリと嶋津に視線を向ける。
嶋津はそれに軽く頷いてみせた。
「キーさんはこう見えて元ヤンだからね〜」
「こう見えてって…見たまんまだろう。つか、元じゃなくて現役じゃねぇの」
「うっわ素直。しかも冗談で言ってんじゃねぇからな、こいつ」
寮監は頭を掻きながら苦笑いを浮かべた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
71 / 376