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【奪い合い】とも→アイわと Part4 リクエスト
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アイ「ふぅ...わとさん、そろそろ...あれ?」
黙々と作業して3時間
そろそろかと思って振り返ると、
そこに、わとさんの姿は無かった
その代わり、切り株の上に紙が置かれて居て、文鎮がわりに石のボタンが置かれていた
その紙には、綺麗な、ちょっと癖のある字で、
『ちょっと遠くに行ってくるな!』
その一文だけだった
遠くって、何処まで行ったんだろう
自分はとりあえず荷物を鞄に詰めて、わとさんを捜す
アイ「わとさん...何処ですか....?」
そうやって呼びかけて数分、何処かで人の気配がした
小走りでその場に近づく
アイ「わとさん?居るんですか?」
「あっ!アイクさん!」
そこに居たのは、わとさんでは無く、
ともさんだった
赤い髪を揺らして、自分に近づく
アイ「ともさん、どうしてここに?」
とも「ちょっと2人が心配でさ、わっち1人で捜しにきたんだよ。
....で?わとさんは?」
アイ「わとさんは実は....」
自分はそう言って、わとさんが残して行った置き手紙を見せる
ともさんはふむふむとそれを読むと、ニコッと微笑む
その笑顔は、何処と無く黒かった
とも「今なら、チャンスかもね..」
その言葉を聞いたから
アイ「えっ.....!?」
ぐいっと腕を引っ張られて、ともさんの顔が近づく
咄嗟に目を瞑ると、額に温かい感触がして、クスクスと笑い声が聞こえる
目を開けると、ともさんが笑っていた
とも「キスされると思った?可愛いなぁ」
アイ「あ、えっ?なっ.....」
とも「ごめん、わっちさ...
アイクさんが好きなんだ」
アイ「えっ!?」
突然の告白に驚く
ともさんが自分を好き.....?
いや、でも...なんで!?
アイ「本気..ですか....?」
とも「本気だよ。だったら、ここにキスしてみる..?」
アイ「いや、ちょっ!!」
人差し指で唇を撫でられた後、ともさんの顔が近づく
この位置は、額じゃない
確実に唇だ
そう思って、ともさんの胸を必死に押して抵抗する
でも、自分の様に華奢で弱い体では、拒むことも出来ない
まずい、そう思ったら、
「アイクさーん?何処におるん?」
足音とともに、わとさんの声がした
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