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「うおっ誰?」
突然出てきた相手に驚いて三木が声をあげた。俺も顔を上げる。目が合う。ブロンドに青い目。隣のクラスの男だ。
「やぁ、さっきオレに用があったみたいだから来たんだ」
男の目からは俺に対して何か考えているふうには見えない。やはり今朝の相手ではないのだろうか。
「ちょっと!! 筒井は俺と話してんだから邪魔すんな」
そう言いながら少しニヤついているようにも見えるのは気のせいなのか。本当に邪推しすぎだと思う。ゆるゆる恋愛馬鹿め。
「別にいいでしょ、ついでにお昼一緒に食べていい?」
「え、ああ」
近くの椅子を引っ張ってきた男はどこからかおにぎりを取り出した。
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