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その後三木は村岡サンにうさぎの絵の絆創膏を貼ってもらった。
村岡サンの持ち物は謎だ。
「わ、筒井の部屋きれいだな!!」
「物が少ないだけだ」
俺の部屋に入った三木は珍しそうにに周りを見渡している。
「何飲む?」
「紅茶!!」
三木はミルクティーが好きな筈だ。昼休みはいつも飲んでいるし。
カップを温めながらミルクなどを取り出す。
「筒井こっち寝室?」
聞かなくても同じ間取りだからわかるだろうに。そうだ、と返す。
しばらくしてミルクティーとストレートティーが完成しテーブルに運んだ。
三木はいない。もしかしてまだ寝室にいるのだろうか。
「おい、三木……何やってるんだ?」
「この部屋なんもないじゃん!! ベッドの下に!!
男子高校生の癖にありえないぞ筒井」
どうやら三木はエロ本を探していたようだ。
今の時代ネットで見ることができるのだからわざわざ本を買ったりしない。
それに俺は淡白なほうだからあまりそう言う事はしないのだ。
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