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「やっぱ美味いな!! おかわり」
「はいはい、口の周りついてんぞ」
「マジか!!」
三木がワイシャツの袖で拭こうとしたので慌ててティッシュを投げてやる。さんきゅーと間延びした声が聞こえた。
「こんなに沢山あるなら宮原も呼んでやればよかったな」
「なら呼ぶ?」
呼ぶも何も連絡先を知らない。
そう思っていると三木は電話をかけ始めた。
「あ、もしもし宮原? 俺だけどさ――――」
三木知っているのか。
「うん、そうそう116号室、うん、待ってる〜」
電話を切った三木を見る。
「何さ?」
「俺だけ除け者にされた気分だ」
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