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「は~気持ちいい」
温かい湯が体に染みる。シャワー気持ちいい。
それを見て男はおじいちゃんみたいだねだなんて言って笑っている。
入る前は恥ずかしくて抵抗していたが良く考えたら俺もあいつも男で何も恥ずかしがることもなかった。
男はスタイルが良かった。いやまぁ脱ぐ前からわかってたけど。手足は長いし鍛えているのか均整のとれたバランスのいい筋肉をしている。
「お前サングラス外さねぇの?」
「うん、気になる?」
「流石に不自然だろ」
「まぁまぁ、もうちょっとしたら見せたげるって。ほら俺恥ずかしがり屋だから」
嘘付け、と思ったが口には出さない。雨足は少し弱まったが未だに雷が鳴る。
それにびくり、と体を揺らしては男の存在を確認する。
恐る恐る見上げれば大丈夫と微笑んでくれる。心底ほっとする。
「あ、そーだ体洗いっこしよーよ、一度やってみたかったんだ」
「おー、いいぞ」
お坊ちゃんはこういう事しないんだな。
じゃぁ、俺から洗うねと男は上機嫌だ。
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