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「君白いよね」
「ひぁっ……」
脇腹をするりと撫でられ変な声が出た。ぞくぞくしたと何かが背中を走る。
「ごめん、脇腹弱いんだ」
こいつ……声が楽しんでいる。
「いいから、早く洗ってくれよ。そこにスポンジ置いてんだろ」
「はいはい」
その後何度か偶然の振りをして脇腹を触られた。その度に変な声が出て恥ずかしくて仕方なかった。
しかえしに俺が洗ってやる時に同じことをしてやってたが男は全く反応しなかった。悔しい。
そのあと一緒に湯船に浸かった。広いので狭さは特に感じない。
「あ〜極楽極楽」
「ほんとおじいさんみたいだね」
「うっせー」
水鉄砲で水をかけてやる。
「うわ、何それ凄いね!! どうやってやるの」
怒ると思ったら興味を持たれた。そうかこういうこともしないんだ。
もういちどぴゅーと水をかけてやると男は口ではやめて何とか言っているけど楽しそうだった。
その後水の掛け合いをした。我ながら餓鬼っぽかったと思う。
「あれ、君赤くない?」
「んー、のぼせてきたかも。もう出る」
ばしゃ、と勢い良く立ち上がったの良い物の急に立ち上がったからかふら、と立ちくらみがした。
やば、こける
そう思ったが衝撃はこない。男が支えてくれていた。
「悪い」
「気をつけなよ。頭打つと危ないから」
そう言って手を引かれて風呂場から出た。まだ少しくらくらすると告げると体を拭いてくれた。
甲斐甲斐しく髪まで拭いてくれる。気持ちいい。
「サンキュ。もう大丈夫だ」
「どういたしまして」
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