アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
③
-
「物凄く不愉快極まりないお誘い有難うございます。ですが申し訳ございません。丁重にお断りさせていただきます。」
「はぁ?」
あの後、保健室に行って親衛隊の奴とヤってて。
そしたら何かデケェ奴が入ってきて……。
何で俺がこんなこと言われてんだ。
だいたい、こいつ一年だろ?見たことねぇし
つーか、この学園にいて俺にこの態度とか外部生か?
てか、すげぇ腹立つ。
一年の癖に、俺に偉そうな口ききやがって。
「お前……」
何かガツンと言ってやろうと思って声を出そうとしたら、そいつはもう既に保健室から出て行ってた。
「チッ……」
あんな一年ごときに、何で俺が振られたみたいになってるんだよ。
なんてイライラして、つい舌打ちをすると俺の下の奴がビクリと震えた。
あぁ、こいつ居たんだっけ。
「会長……様?」
可愛い部類に入るであろう顔をした小柄な男が、俺の機嫌を取ろうと媚びて擦り寄ってくる。
それが……
「萎えた、とっとと失せろよ」
何とも不快で。
気づいたらキツく言ってしまったのか、泣きながら服を持って出ていった。
でも、そんな事全く気にすらならなくて、俺の頭を埋め尽くしていたのは
先程言われたあの言葉と、憎たらしいあいつの顔。
そう、まるで嫌悪感にあふれた。
「誰かは知らねぇが、覚えてろよ外部生」
まぁ、どちらにせよ
俺にあんな態度とるなんて、面白い。
会長視点END
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 54