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罰と言う名の復讐3
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雅希side
急に素直に快楽を求めるようになった優斗を見て、これが優斗なりの防衛線なのだとは知らずに、堕ちたのだと考える雅希は、ただ自分の望むような形になって嬉しく思う。
実は今日、この行為を始める前にビデオを仕掛けている。優斗からは見えないところに、隠して撮っているのだ。
後からこの事実を教えて、快楽をひたすら追い求める自分の姿を見たなら、どんな顔をするのだろうと考え、雅希は楽しくなる。
ーー屈辱に塗れた顔をするのだろうか
俺を捨てて自分は楽しんでいるなんて許せない。俺の苦しみを味合わせたい。そう考えながら、優斗の乳首を甘噛みする。
「ふぁぁっ…」
それだけで優斗は軽くイきそうになっていた。
ーー本当エロい身体。こんなんで彼女なんてできんのかね。
未だに焦らし続けていた後孔に触れるだけの指に、前よりも強く優斗は擦りつけてきて、アナルは飲み込もうと伸縮を続ける。
「マサっマサっ欲しいっ…指っ指、頂戴っっ」
ひたすらに自分を求める優斗に満足する。
ーー弟にこんな姿を晒してるなんて気づいてんのか?
「そんなに欲しいの?」
「欲しいっ欲しいっ」
懸命に求める優斗をもっと虐めたいと思ってしまう。
「どうして欲しいの?」
「挿れてっぐちゃぐちゃに掻き回してっ」
普段なら絶対言わない言葉を恥ずかしげもなく言うのを見て、相当限界なんだろうと思う。
「いいよ、あげる。」
ツプっと指をアナルに挿れると、待ちわびていたかのように、大きく伸縮を繰り返し指を飲み込んで行く。
やっと与えられた刺激に優斗の顔は蕩け切って、さらなる快感を求めようと腰を動かし始めていた。
ーーもう理性なんて残ってないな。
3本目の指を挿れようとすると、優斗が起き上がり「もういいから、もっと大きいの欲しいっ」とねだってくる。
事実、優斗のこんなに乱れた姿を見て雅希自身も限界な程張り詰めていた。
「挿れて欲しいなら誘ってみてよ。俺が挿れたいって思うように。」
すると優斗は雅希に尻を向ける形で四つん這いになり、脚を大きく広げて、肩で体制を保つようにしながら、両手でアナルを広げる。
「…挿れ…てっ」
こんな誘い方どこで覚えたのかと一瞬考えるけれど、今ので早く挿れたいという気持ちが抑えられなくなり、その疑問を気にもしなかった。
張り詰めた己を優斗の穴に躊躇なく突っ込むとそれだけでイッたのか、中がキュンキュンと締め付けてくる。
「もうイッたの?まだ挿れただけなのに?」
「んあっ、ごめっごめなさい…」
「本当淫乱だね。」
突き始めると気持ちよさそうに嬌声が響く。優斗の口からは唾液が溢れシーツを濡らしていた。
「きもちい?」
「んっんあっ…気持ちっきもちいっ…」
熱に浮かされたように繰り返される気持ちいいという言葉。それは、優斗が意識を切らすまで、ずっと続いた。
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