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優斗の秘密
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雅希の言葉が胸に刺さる。
「んぅっ…ちがっちがうっ…ああっ」
信じてくれないって分かっていても、好きでそうなったわけじゃないって伝えたいのに、うまく話せない。
昔のように快楽にこんなにも流されやすくなってきている身体が恨めしかった。
「違わないだろ?だったら何で男に抱かれてこんなに快がってんだよ。こうされるのが好きってことだろ?この淫乱。」
ーーマサっ違うんだよ…ちゃんと理由があって…
だけどその理由が雅希に関係あるだなんて言えないから、なにも言えない。
「見損なったよ兄貴。」
そう言うと雅希は何回か激しく出し入れした後、優斗の中に己を吐き出した。
ーーマサに知られた…マサにはこんなに汚い自分を知られたくなかったのに…
雅希に言われた言葉は想像していたよりもずっと重くて辛くて、優斗は涙を流した。
そのまま薄れていく意識に従って優斗はそのまま目を閉じた。
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