アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
山を制す~R18腐二次創作弱虫ペダル手嶋目線。葦手、真手。凌辱
-
逃げる。
逃げる。
逃げ惑う。
行けども木立。
下生えの蔦に足をとられる。
キャノンデールはどこだ、いや、こんな山中で、スピードタイプは走れない。
マウバだって走りきれねえ。
切り立った崖てきな、わっ、滑落っ、したたかに腰を打つ。
でも逃げなきゃ。
逃げなきゃ。
立ち上がりかける俺の頭上から降りかかる声。
「みーつけた。純ちゃん逃げるのナシだよ」
葦木場…拓斗…
かつての獲物。
今は/俺が/獲物/?/
引きずりあげられるようにキスされる。
長身の彼には俺なんか子供みたいなもの。
ましてレース後の、へろへろのカラダなんか、オンナノコの抵抗ほどもない。
唇離されたのもつかの間、地面に仰臥で横たえられた俺は、弾けるように跳ね起きて逃げようとしたけど、葦木場は獲物を弄ぶ猫のように、俺を立木の根方に押し付けた。
「逃がさないよ純ちゃん。研究したんだ。御堂筋とか岸神みたいにねっとりした感じで迫る方法」
言いながら僕を立木に押し付け続ける。
息ができない抗えない。
そんな僕をシキバが剥ぐ。
ジャージとレーパン剥がれれば、生まれたままの裸。
片手に抱き取られて、柔らかく俺のを揉まれて、思わず俺は喘いでしまった。
「好きだよねこれ。一日じゅうしててあげてもいいんだよ。もちろん純ちゃんが後ろ使わせてくれてからね」
「!」
あっと思う間もなく、下半身に激痛が走った。
ピアノ弾く指が、俺のなかをかき回してる。
痛い!
痛い!
「やめ…」
「やめないよ。泣き叫ぶ純ちゃんが見たいんだ。やっぱ純ちゃんかわいいなあ。泣いて。もっと泣いて」
「うああああっ!」
叫んでるのにシキバは嬉しげに、中へ潜らす指を増やす。
「や…め…うあああああああああっ」
叫ぶ俺の口を覆いもせず、シキバは俺を抱いた。
俺を貫き、抽挿し、激しく腰を打ちつける。
痛い。
痛い。
焼けた鉄の棒つっこまれてるみたいだ。
なのに性腺も刺激されて、やだ、俺、屹立してる!
「ああっ、あああっ」
シキバが感極まった声をあげるけど、俺自身も何かにつき動かされて、ああ、ああ、って喘いでる。
「純ちゃんも、いいね、いいね、ああ、もうだめ、僕イクっ」
暴発。
なかに散る。
腸壁がぬめりに反応して、なかがヒクヒク痙攣する。
痛くて苦しくて、ほんのちょっとだけ、妙な快…感…
俺はシキバのものになるのか?
このまま所有されるのか。
恐怖に似てるのにちょっとだけ甘美な感覚。
いっそ所有されてしまおうか。
そしたらもう、
走らなくてす、
む…
「だめですよ」
少し幼い声が届く。
やだ、あの声はやめ、まさか!
顔を背ける前にかれを見てしまった…
真波。
山岳。
俺といろは坂競ったことで、俺に初めて関心を示し…て…くれたはよかったが、その関心がコッチってのは…違ェだろ!
身じろぐ俺をシキバが抱え込む。
「純ちゃんは僕の、僕の」
「先輩。独り占めは駄目ですよ」
甘い顔立ち甘い声。
坂登る時は狂気の瞳。
その山岳が僕の前屈み込んで、膝抱えんばかりの格好で笑む。
「手嶋さん」
無垢な笑顔。
無垢な唇。
俺の唇に重なり、唇を割り舌先が、俺の、う、あ、ああっ。
シキバに見守られながら、俺は押し倒されてゆく。
スエットの紐を緩めただけで幼い屹立が俺の視界に入る。
「うっうっ」
キスに塞がれた唇からは呻きと吐息しか出ない
引き上げられる腰。
引き裂かれたばかりの粘膜が、再び引き開かれ、屹立が俺を貫く。
かわいい顔して、固い、熱い、俺を内側から引き裂いて、あ、あ、や、あ、あ、
天才に貫かれる屈辱は、快感を上回る。
惨めな俺を渇望の眼差しで見つめる葦木場は、まだまだ俺を抱きたいらしい。
俺もそうした。
好かれてる気持ちに乗じてたんだ。
そんな俺だから今こうして罰を、
やめろ真波、もうやっ、あああっ!
俺は肉と化してゆく。
葦木場。
真波。
葦木場。
せめて一を思って乱れ…
たい…
曙光が俺たちを包み込む。
悪夢のような苦痛と快楽。
終わりはあるだろ?
もう帰っていいんだろ?
痛むからだを起こそうとするそこへ、すらりとした人影が近づいてくる。
肩までだった髪は今や腰まで届き、トレードマークのカチューシャは健在…
ジャケットを脱ぎながら来る姿に、なぜか魅了されて目が離せない。
一(あいつ)のとこにはまだ戻れそうもないらしい。
長い一日になるらしい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 99