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性奴隷【終】
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《少年side》
「ん……」
目が覚めると僕は1人だった
いつの間にやら手錠も外されていてもう自由の身
行為が終わったのだと感じさせてくれてほっと胸をなで下ろす
今何時だ…?
そう思って立ち上がると、中に入っていた男の精液がたらーっと太ももを伝って垂れてきた
その感覚に思わず顔を歪ませた僕は今、一体どんなに見苦しい姿をしているのだろうかと考えてしまう
……ダメだ…そう言うのは考えないって決めたもん
「兄さんが…バイトから帰ってくる時間かな……?」
そう小さく呟くと、ペタンと床に座り込んで中から精液を掻き出す作業を行う
これが終わると身体を洗って、兄さんが待ってるお家へ帰らなきゃ
僕にだって、ちゃんと帰るべき場所が存在するんだから
兄さんは今日もバイトで疲れてるのかな?最近特に疲れてるみたいだから余計心配だな…
何か僕に出来ることはないかな?肩もみ?お歌を歌う?
こんな事で兄さんが嬉しいって言ってくれるなら何だってするよ
斜め後ろに視線を移す
そこには男が置いていったと見られる千円札が1枚あった
ふふ…今日の僕は千円分の価値だって
あんなに辛い思いをしたのに千円か…次からもっとサービスしてあげようかな
なんて考えをしながらバケツに溜めてある水で体を洗い流し、あらかじめ隠しておいたTシャツと短パンに着替えた
兄さん、僕は兄さんのために頑張ったよ
どんな辛い事でも頑張ってるよ
少しは役にたってるかな?
僕には兄さんしかいないんだから
兄さん……
大好き………
だから、僕を見捨てないでね?
僕はただ、独りになるのが…怖いよ…
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