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どうしてこうなった
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「だから!俺っ…お前みたいになりたいんだっ!」
『え、いや…
は?』
どうしてこうなるんだ。
ーーー
俺等が無事風紀室に帰ると片隅でブルブル震えている亮とそれを詰め寄って威嚇する一匹狼君がいた。
勿論両手を縛られている一匹狼君。
つまりは亮のとこまで這いつくばって行ったのか?
亮はかなり怖かっただろうなw
それにしても、お2人さん、顔が近い( ^ω^ )
何だ、萌えか←
「っ!晴斗助けてぇっ!!」
亮、やはり怖がっていたのか( ^ω^ )
涙目ながら俺に手を伸ばして助けを求めているようだ。
さて、晴ちゃんはどうする?
▼助けてやる
▼そのまま眺める
▼加賀美様と話す
▼写メをパシャっと
よし、2番目と4番目にしよう\(^o^)/
眺めながらスマポを取り出して写メろうとしたその時。
いきなりバッと振り返った一匹狼君、そして俺の顔を見るなりこう言った。
「で、弟子にさせてくれ!!」
一匹狼君、それはおかしい。
いや、おかしすぎますよ。
『いや、あのさ、俺不良でも何でもないから。普通の生徒なんだけど』
「何だと?……でもあの強さ…やっぱ弟子にさせてくれ!!」
『いや、だから俺を師匠にしたとしても何も教われないから』
「させてくれ!!」
話が通じない\(^o^)/←
つーか、させてくれ!!って何だよw
主語消えちゃってんじゃんw
何をすればいいんだい?←意味深
「お願いだ!」
っ!
何だコイツ、めっちゃ真剣な顔してんじゃん…
だからさ…
俺こういう顔に弱いんだって←
わんこみてぇなそんな顔でお願いだなんて言われたら断れなくなるだろ!?
『チッ…ま、友達ならなってやる。言っておくが弟子にする訳じゃねぇからな?』
「ま、マジで!?よっしゃあぁあっっっ!!」
もう何なんだコイツ。
一匹狼のくせに素直すぎる\(^o^)/←
一匹狼っつったらさ、グレてて俺は1人が好きだ…近付くんじゃねぇオーラ出してる、みたいな感じじゃないの?
俺が(本やドラマCDで)学習した範囲はそうなんですけど←
「で、でもさ…俺見て、その…怖いとか思ったりしねぇ訳…?」
『いや全然』
だって俺思われる側ですからね\(^o^)/←
君の気持ちはよく分かります\(^o^)/
「お、お前…ほ、ほんと格好いい…な」
『いや全然』←
その気持ちは分からないよ、スマソ。
あ、そういや一匹狼君の名前知らねーや←
『で、名前は?』
「お前と同じ1年で秦城龍騎。よ、よろしく!」
『龍騎ね、よろしく。俺は田崎晴斗。どう呼んでもらっても構わねぇから』
「お、おう!じゃあ…は、晴斗って呼ぶ…!」
名前呼ぶだけで顔真っ赤って…
何それ可愛い…←
つーか1年だったのか。
先輩だと思ってた、背高いから。
先輩だと思いながらも敬語使わない俺って…
いや、俺優等生だし舐めてた訳じゃないから!
使おうと思ったけど流れ的にタメの方がいいかなって思ったんすよ!うん!←
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