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予想外を通り越して不思議
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「田崎ィ、覚悟は出来てんだろうなぁ?」
笑顔が、素敵、ですね(;´゚∀゚`)←
『ちょ、ちょっと待って下さいって!』
「あん?」
メンチ切ってますよこの人。
893ですか?893なんですか?
『え、えっとー。あれっすよ、俺まだ此処に来て2日目じゃないっすか。だから迷子になってたんすよ』
「はぁ?2日もあったら覚えるだろ」
真顔で即答された。
貴方と俺は違います(´Д` )
「…あー、もうどうでもよくなったわ。とりあえずこっち来い」
呆れたような顔をして手招きをされた。
言われた通り近付くと
「なぁ、お前って処女?」
『っん…!?』
耳元で囁かれたせいで何か変な声でた…
あぁ…そういえば忘れてたわ。
この人もホモかもしれないんだったな。
「その反応、処女なんだな」
ニヤリと笑う花柳さん。
あれ、貴方そんなキャラでしたっけ(;´゚∀゚`)?
い、色気が凄いっす|ω・`)←
『い、いや…誰でも耳元で囁かれたら反応すると思うんすけど。というか俺ノンケなんで処女とか関係ないっす』
「ほぅ…」
な、何か喜んでいらっしゃる…!?
無表情を保ちながらもかなり動揺してます。
だって怖いんだもん←
まさか花柳さんがホモ…?
え、ええええええええええ(;´Д`)
完全にノーマークだったわ。
もしや他の奴にもこういうことしてんのかな。
隠しカメラでもつけとこうかな←
俺は気付いていなかった。
視界が暗くなったことに。
ちゅっ。
頬に何かあたる感触。
『っ!!?』
「クククッ…」
な、ななななななななな…!
何じゃこりゃあああぁあああああ!!!!
な、何今の!
何これ!?何これ!?何これ!?何これ!?
「自慢の無表情が崩れてるぞ」
いかにもそれが目当てだと言わんばかりの顔。
屈辱感みたいのが出てきたんで何とか無表情に戻した。
『な、何してんすか…』
「あ?頬にキス」
『いや、そうじゃなくてですね』
これが生徒会会計とかだったら文句言いまくって済むんだが…花柳さんが相手か…
「隙を見せるお前が悪い」
またしてもニヤリと笑う花柳さん。
だぁーっ!どうしてその顔がそんなに似合うんだ!
『っ…もう上半身裸で廊下をウロウロしないようにしますんで。帰りますね』
ドアを開けた瞬間、
「お前の裸ならいつでも歓迎だがな」
とか言い出したので思い切りドアを閉めた。
「ククッ…やっぱ面白れぇ…」
何この状況…誰得だよ……
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