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時はすぐ経つようで。
「晴ちゃん、早く食堂行かないといけないんじゃないのぉ?急いだ方がいいんじゃない?」
『おう』
もう昼休みです。
物事に集中していると時の流れは早く感じるというのは本当だったな。
ん?何に集中してたかって?
現 実 逃 避\(^o^)/
いやー、そりゃかなり集中してたさ。
まだ1時間も経った感じしねぇし。
あ、ごめんなさい、嘘です←
さすがに1時間は厳しいかw
せめて2時間だよね!←
亮の笑顔を背に嫌々ながら教室を出た。
「晴斗ぉおおおおおおおおおおお」
教室を出て数秒すると何やら地響きが…
地響きがする方を見てみると赤いモノが突進してきていた。
「晴斗ぉおおおっ!!」
『ぐぼぉあっ!?』
田崎晴斗死亡(o゚ω゚)チーン←
「晴斗!?お、おい大丈夫かっ!?」
突進してきたのは風紀委員になった当日に友達になった秦城龍騎だった。
『お、おう。大丈夫だ』
「よ、よかったー…」
ホッとした顔をした龍騎。
本気で心配してくれたようだ。
だが一つ言わせてもらう。
俺じゃなくホモにやれよ( ^ω^ )←
そのホッとした顔、堪らんだろうから←
「なぁなぁ、晴斗!」
『何だ?』
「え、えと…昼飯誰かと一緒に食うのか…?」
照れ臭いのか頭をぽりぽりとかきながら顔を覗き込んでくる龍騎。
くそ可愛い。
いや本当に。
冗談抜きで!
犬に見えてしょうがない…
この学園には犬とイケメンが多いようだ\(^o^)/
『あぁ。食べる人は居るな』
かなり嫌だけど。
「そ、そうか…」
シュン…と眉を下げて悲しそうな顔をする龍騎。
犬耳が垂れたΣ(`・д´・ )←幻覚
頭をなでようとしたその時、
「あ!晴斗!俺と一緒にご飯食べようぜ!!」
厄介な奴が来てしまった。
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