アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
《偽りの代償》10
-
「……っ」
アキラは無言でみずきに近づく…
「ア、アキラ!?」
顔を上げ…不意に視線をあわす…
涙で潤んだ綺麗な深緑の瞳…
ドキっとして動けない…
アキラは突然みずきの手を握る。
「アキラッ!?」
慌てて飛び退くみずき…
アキラの触れたバショが熱く波打つ…心臓の鼓動が早まる。
「触れたいんだろ…キスしたいんだろ…オレと、SEXしたいんだろ…すれば…」
呟きながら…髪ゴムを解き…
さらさらの髪を軽く解いて…
服の前ボタンを自ら外し素肌を晒して…
みずきの首筋に優しく触れる…
「ッ…アキ、ラ!」
みずきはかなり動揺するが…
身体はアキラを求めて熱くなっていく…
「…っ」
瀬戸際で理性と戦うみずきだが…
久しぶりに触れたアキラの体温を感じ…
ドクン、ドクンと…
鼓動の高鳴りを抑えきれない…
望んでいた、我慢していたこと…
みずきの身体を熱いものがかけていく…
気付けばみずきはアキラをキツく抱きしめていた…
強く抱き寄せ、深くキスして…、アキラを欲して…、理性が警告しても…
抑えることの出来ない熱に…
身体が勝手にアキラを抱こうと動く…
「アキラッ…アキラ…」
愛しい人の名を呼んで…
ソファへアキラを押し倒してしまう…
勢いのまま…アキラの身体に触れキスを落とし…愛撫する。
みずきの激しい行動にまったく抵抗しないアキラ…
されるがまま…
服を脱がされる…
みずきもシャツを脱ぎ捨て、抱きしめ素肌と素肌を触れ合わせる。
お互いの鼓動の高鳴りが伝わる…
「ん、ァ…はァ、ぁっ、」
前を促され漏れる声…
そのアキラの嬌声にも心は高鳴り増長される…
「愛してる、アキラ…」
狂おしい感情…
伝えたくて…繰り返す…
みずきの心を素で感じ…
どうしようもなく苦しくなるアキラ…
こんな自分が…愛される資格なんかない…
純粋なみずきの心が痛くて…
みずきの顔を見ることが出来ない…
瞳を重ねるのが恐い…
その声…覚えのある身体に…
熱く波打つ体温が…
(みずき…)
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 194