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《偽りの代償》11
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自分の醜い気持ち…誘い出す…。
フミヒコと寝た時には感じなかった気持ち…
傷つけて裏切って…
失望させた自分…
だけど今、堪らなく…みずきが欲しくて…
感じたくて…抑えきれない…
「んっ…ハヤく、っイレテ…」
口走る言葉…
自分を促すみずきの手を避ける…
このまま…優しく促されみずきの前で達したら…
きっと泣いてしまう…
「…でも、まだ、アキラ…」
今すぐ抱きたい気持ちを抑え、アキラをイかせて後ろを慣らしてからにしようと考えていたみずき…
アキラの訴えに戸惑う…
アキラはみずきのズボンと下着をずらし、熱く猛ったそれに触れる…
「いいから…」
「ッ、アキラっ」
そこをアキラに触れられびくっと反応するみずき…
アキラは指に唾液を絡め…
みずきのそれへ馴染ませる…
根元から擦り上げ…先は口を近づけ舌で舐めて唾液で潤す…
挿入時みずきが痛くないように…
「後ろから…早く」
アキラは下着もズボンも脱ぎ捨て…
ソファの背へ寄り掛かるようによつんばいになり、みずきに背中を向ける…
抱かれている瞬間…
顔を…表情を見られたくないから…
「アキラ…」
早くと言われても、アキラの綺麗な入口は…まだ指一本もイレていない…
そこは一切慣らされておらず…
そのまま挿入したらアキラの苦痛は手にとれて分かる…
「アキラ…ごめん」
みずきはそっと謝り…
アキラの可愛いおしりにキスを落とし…
割れ目を舌で舐め…
乾いたすぼみを潤していく…
「ァ‥や、いらない…っん、」
甘い感覚がはしり…
やめてと首を振るアキラ…
みずきを傷つけた分、痛い思いをして当然だと思っていたから…
しかし、みずきは…
「駄目だから…」
そう優しく囁く…
大切なアキラに強姦みたいな真似はできない…
みずきは唾液を充分からめ、指を一本ずつ挿入して慣らしていく…
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