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《偽りの代償》12
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「んっ、ぁ、ふ…っ」
内壁を浅い部分から前立腺を的確に撫でる指…
奥へ奥へ、じっくり攻められ…
感じて身体が熔けだしそうになるアキラ…
ソファを両手で握り、口元を抑えつけ…
声を殺すアキラだが…
みずきは割り込ませた指でうしろを上手く弛緩させつつ…
中から前立腺をしたたかに攻めながら…
首筋、背中を貪るように口づけ、舌を這わせていく…
そして同時に、感じまくって勃ち上がったアキラの前を柔らかく扱いて絶頂を誘う…
「ァっゃ、んくっ、あ…ァ、」
この身体を知り尽くした人物に貪欲に招かれれば…
抑えたつもりの声も無駄なあがきに終わってしまう…
「はっ、あァッ…も、いくっ!」
ぶるっと身体を震わせ…
あっという間に達してみずきの掌へ白いほとばしりを散らしてしまう…
息遣い荒く…軽い脱力感に苛まれるアキラ…
その瞳には、やはり涙の雫が零れ落ちた…
慌てて拭うアキラだが…
「アキラ…」
タイミング良く耳元で囁くみずき…
「っ…」
そんな声にもドキッと反応してしまう…
感覚全部…
みずきに支配されているようで…
制御する事が出来ない…。
「ん…」
みずきはアキラから指を一度抜きさり…
手で受けた精液をアキラのイったばかりのそれへ馴染ませるように摩ったあと…
唾液でとろとろの花びらへ残りの白液を塗り重ねる…
望んでいるように、ヒクヒクと細かに痙攣する入口へ…
指の数を増やし、愛でるように広げていく…
みずきは動きを休めることなく指で後ろを攻めながら、胸の突起へも手を伸ばす…
小さな乳首を細かく、くすぐるように快感を与え…
どこか焦らしている風なみずき…
「んっ…ふ、ぁ、は…っ」
おあずけをくらっていたみずきなりの訴えなのか…
しかし、長くはもたない…
アキラの前が反応を返して来たのを見計らって…
柔らかく解されたソコへ…
視覚刺激だけでも充分大きくなったみずきの性器…
思いの詰まった塊を触れさせる…
「アキラ…」
そっと囁いて…
熱が触れた瞬間…
「ッぁ、ァアっ!」
ググッと一気に奥まで突き進んでくる肉棒…
ゾクゾクと身体が震え…
電流が脊椎をかける感覚に、抑えることが出来ず…叫んでしまう。
「っ…」
そのまま…アキラの腰をしっかり持ち根元までハメてしまう…
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