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《偽りの代償》17
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ビクンビクンと勝手に身体か震え…
下肢が痙攣する…
その瞬間…激しく達して自分の腹やみずきの身体に白液を飛びちらせてしまっていた…
「くっ、ァ、ッアキラッ!」
その反動で後ろをよりいっそう、きゅっと締め付けられる躍動を内側から感じ…
みずきもまた熱いほと走りを抑えきれずアキラの中へビクビクと震えながら想いを出し尽くす…
「は…はぁ…はァ、んっ」
弾け出した熱いものをすべて受け止めて…絞るように内壁を細動してしまう…
その快感の余韻を感じ合いながら…
二人の熱く激しい息遣いが…重なるようで…
精神的にも一体感を味わえて…
見つめあい…ややそのままの状態で息を調え…
みずきはアキラの中からそっと抜いていく…
「っ…ん、はぁ…ハァ」
そしてアキラを優しく抱えるようにソファへ座り直させて…
みずきも寄り添うように隣へ座り…
「アキラ…平気か?」
乱れた髪を後ろへときながら囁く…
「…ん」
まだトクントクンと心臓の鼓動は走るように速いが…息を吐き小さく頷くアキラ。
その表情もすべて可愛くて、手を握り唇にキスを落とすみずき…
愛しくてしかたない…
寄り添い、しばらくそのまま、呼吸を整える二人…
身体に力が入らず、動かすとジンと痺れる感覚が残る指…
脱力感からアキラはゆっくり瞳を閉じてしまう…
「布団いこう…」
みずきは優しく囁きアキラを抱き上げる…
いつもより激しくしすぎてしまった自覚はあるので布団で休ませようと動く…
「みずき、平気だから…降ろして…」
アキラはややかすれた声でみずきに言う…
「…触れていたいから」
優しく囁き返すみずき…
アキラをしっかり抱き寝室へ…
そして、そっとベッドの上へ横にする。
「…ありがと、」
ぽつりとお礼する…
「いや、…隣、寝てもいいか?」
自分も一緒に寝てもいいかを、やや遠慮気味に聞くみずき…
「ふっ…」
身体まで重ねた仲なのに、わざわざ聞くみずきが可笑しくて…
吹き出すように笑ってしまう。
「アキラ…」
「聞かなくても、好きにしていいって…」
囁くような声で伝えるアキラ。
「ありがとう…」
みずきはそう微笑むと…
アキラに布団をかけ、いったん離れようとする。
「どこ行く気?」
ぽそっと首を傾げながら聞く…
「何か着る物を取ってくるよ…」
裸のままのアキラと自分だから…
「いいって、身体冷えない内に入って…」
アキラはそうみずきを布団へ招く…
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