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《新生活》1
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三月も後半にさしかさり…
春の色が日々濃くなる頃…
みずきとアキラの二人にも新しい生活がはじまる。
アキラはみずきの職場のひとつ、夜間のコンビニでバイトとして働くため、そのコンビニのすぐそばに家を借りる。
みずきは、アキラに言われた通り自分のアパートの家賃を払いながらアキラのマンションへ住んでいる、自分のアパートには時々掃除にいくぐらいで、ほぼアキラのいるマンションへ帰っている。
新しい住まいは…
みずきのアパートに比べればかなり広く…
2DK、セキュリティシステム有りの電化住宅だ。
部屋の間取りは、玄関入って短い廊下、その先にリビング、キッチン。
廊下脇にトイレ、風呂脱衣洗濯室、リビングの奥に洋室二部屋ある。
家具などはアキラがみずきのアパートに持ち込んだものなど運んできて、二部屋ある洋室にはそれぞれベッドが置いてある。
右側の部屋にはみずきのアパートで使っていたダブルベッド、左側の部屋にはアキラが自宅で使っていたセミダブルベッドを置いている。
今のところ別々に寝る気は二人ともないのだが、アキラの希望で運び入れたのだ…
なので左側の洋室は一応アキラ個人の部屋ということにしている。
みずきとしてはひと部屋あれば充分なのだが…
不本意ながら居候の身、文句は当然言えない…と言っても、アキラと一緒に生活できるのだから…文句などほとんどないみずき…
気になるのは、フミヒコのことだけ、あれからまだ話し合いはもたれていない…
もう少し落ち着いてから話しをつけようと思う日々が続いている。
アキラと平穏に暮らせるなら…それが一番だから…。
今日は昼の仕事が休みで、アキラとのんびり日中を過ごす予定だったけれど…
アキラの話だとルードが部屋を見に来るらしい…
まぁ、仕方ないか…と了承ズミ。
そうこうみずきが考えていると…
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