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愛のデート券 07
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チャプンと。
服を脱いで、腰にタオルを巻いて。
2人で入るには十分な大きさの風呂に篠原と2人で入る。
篠原の足の間に俺が入って。
篠原に後ろから抱きしめられる。
密着した肌が当たって。
すごく安心する。
「あー、気持ちいい。生き返るー。」
「なんか、すげー親父くさいこと言うんだな。」
篠原の言葉に笑いながら言った。
「だって、今日はいろいろと大変でしたから。」
「大変って??」
「うーん…先輩を魔の手から守ること。」
まだそんなこと言ってんのかよ、と思いながらも「ふーん。」と、興味なさげに答えた。
「だから、今日はしっかり充電させてもらわないと。」
そう言った瞬間、ぎゅっと強く。
抱きしめられた。
今よりも、もっと肌が密着して。
次は安心から好きって気持ちが溢れてきて。
グルッと。
俺は篠原の方に向き直った。
「どうしたの、先輩。」
「柊。」
「え…??」
驚いた篠原の表情。
まぁ、驚くのも当たり前だ。
だって、えっちのときは絶対に下の名前で呼ぶって約束なのに。
ヤっていない最中に言うんだから。
「柊。」
「え、ホントどうしたの!?」
すごく動揺してる篠原が、とてもかわいくて仕方なかった。
「いいだろ、たまには。」
「まぁ、いいけど…。そんなこと言われると、我慢できなくなりますよ??」
「いい、から…。」
「え…??」
「我慢、しなくていいから…。」
「せん、ぱい…??」
「俺も…ヤりたくなった。」
「っ…」
篠原の顔がほんのり赤い。
それは、お風呂のせいだろうか。
それとも…
珍しく俺がこんなことを言っているからだろうか。
「それ、反則ですよ。」
頬を赤らめて。
そう囁きながら。
俺の唇にキスを落とした。
「んんっ…はぁッ…」
でも、キスだけじゃ足りない。
もっと。もっと篠原と繋がっていたい。近づきたい。
俺は、篠原の首に手を回して。
篠原の膝の上に乗って、より体を密着させた。
「今日は、本当に素直で大胆ですね。」
篠原も俺の腰に腕を回して。
グイッと。
自分の方に引き寄せて。
また、より一層肌と肌が密着した。
「こんな俺は嫌い??」
「いや…俺は、どんな先輩でも大好きです。」
そんな甘い言葉を囁きながら。
甘くてとろけそうなキスをした。
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