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夏休み-水沢家- 02
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「はぁ…。やっぱり眠れなかった。」
ベッドに置いてある時計を見て、ため息がこぼれた。
時間は7時。
そろそろ用意しないと。
体を起こして、ベッドから出て。
顔を洗って、着替えて。
朝ごはんのパンとコーヒーを食べて。
用意を済ませる。
そして…
ピーンポーン
部屋のインターホンが鳴り響く。
バタバタと小走りで玄関に向かい、ドアを開けると、爽やかな笑顔を向ける篠原。
「おはよう、先輩。」
「あぁ、おはよう。」
俺も微笑んで。
挨拶を返した。
「用意、出来ましたか??」
「あぁ、うん。」
「じゃあ、そろそろ行きましょうか。バスの時間ももうすぐですし。」
「そうだな。」
一旦、部屋に戻って、鞄を持って。
また玄関に向かう。
そして、靴を履いて。
「よし、行くか!!」
部屋のドアを開けて、閉めて。
鍵をかける。
今日から、篠原とのデートが始まる。
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