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夏休み-水沢家- 16
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「先輩…」
ぎゅっと。
抱きしめられて。
温かい篠原の体温がどんどん染みてくる。
「キス、していい??」
「え…??」
「キスしたい…」
「っ…」
胸に埋めていた顔を上げる。
篠原と視線が絡み合う。
「その顔…反則ですから。」
「え…んんっ!!」
篠原の唇が俺の唇に重なる。
ちゅ、ちゅ、と。
リップ音を鳴らしながら。
どんどん深いキスへと落ちていく。
「しのは、らッ、まって…!!」
「今は、柊って呼んで…夕貴。」
「んんっ!!」
俺の口内に柊の舌が入ってきて。
俺の舌を捕らえる。
俺もそれに応えるかのように舌を絡めた。
気持ちいい…
頭がぼーっとして。
何も考えられない。
この行為しか…
柊とのキスしか考えられない…
「んぁ…しゅ、う…」
「んっ…何??」
「好、き…」
「俺も…」
「んぅ、はぁ…んんっ…」
抱きしめながら。
キスを繰り返して、繰り返して…。
俺は、背中に回した腕をさらにぎゅっと強く抱きしめて。
柊の洋服をぎゅっと掴んだまま。
柊の甘いキスに落ちていった…
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