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夏休み-海- 03
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海の近くまで行って。
そろりと足を海の中に入れる。
「つめたっ!!」
ひんやりと冷たくて。
でも、この真夏日にはちょうどいい冷たさだった。
「気持ちいいですね、先輩。」
篠原は足首まで海の中に入れて、水を蹴って遊んでいる。
「うん。」
俺も篠原の近くに行って、水を蹴って篠原にかける。
「先輩、冷たいですよ!!」
そう言って篠原もかけかえしてきて。
それが、足から手になって、どんどん水かけはエスカレートしていく。
「ちょ、先輩かけすぎ!!」
「おまえがかけるからだろ!!」
「俺そんなにかけてませんよ!!」
もうこうなったら止まらないし止められない。
でも…
「柊??」
篠原を呼ぶ声に自然と手が止まった。
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