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夏休み-海- 15
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「しゅ…も、イき、そッ!!」
「じゃあ、こっちに掴まって。俺にしがみついて。」
浮き輪に掴まっている手を柊に掴まれて。
柊の背中に腕を回すように促されて。
俺はそれに従って、柊の背中に腕を回した。
そして、腰の動きはさっきよりも速くなって。
絶頂の波が押し寄せてくる。
「んぁ、あぁっ!!」
「ゆう、きッ!!」
「しゅ、う…もうッ!!」
「イき、そう??」
「う、んッ!!」
「俺も、もうやばい、かもッ…」
「はっ、あぁっ!!」
「夕貴、一緒にっ…」
「あっ、はっ、あああぁあぁぁっ!!」
「――ッ!!」
俺は勢いよく欲を吐き出す。
それと同時に、温かいものが俺の中に注がれた。
それが柊のものだとわかって、心が満たされていくのがわかる。
さっきの薫くんの言葉も柊を見るあの目も。
あんなに気になって仕方なかったのに、柊に愛されているんだと伝わって、満たされて。
それを感じると、なんだか、だんだんどうでもよくなって…
今はそんなことよりも、柊とのデートを楽しみたい…
柊と過ごす今を楽しみたい、と。
柊を強く抱きしめながら、そう思った。
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