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※涼太story
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涼『っ、いって!お前もっと丁寧に手当てしろよ・・!』
悟『シーーッ!他の皆寝てるんだから静かに・・!』
涼『・・・・・チッ、』
悟『うわぁ・・・、痛そう・・。』
いや痛ぇんだよ。
涼『・・・・・・・・・なんでお前、追ってきたんだよ。』
悟『え?そんなの家族だからに決まってんじゃん。心配すんのは当たり前だろ?』
涼『・・・・・・血も繋がってねぇのにか?』
悟『そんなの関係ねぇだろ。それに、涼にぃには借りがあるし。』
涼『借り?』
悟『俺のために、タオル持ってきてくれただろ。亘理にぃには言われてだけど。』
タオル?・・・・、
あ、こいつが雷で怯えてた時のか?
涼『・・・あんなの借りっていうほどじゃねぇだろ。』
悟『俺にとっては借りなんだよ。嬉しかったし。』
なんだそれ。
悟『ま、これで借りは返したし。おあいこな!』
いや、おあいこっつーか完全に俺の方がお前に借り作っただろ。
悟『て事で、タバコに喧嘩はもう禁止な。あ、でも殴られたらやり返すのはあり。でも涼にぃからはダメな。』
涼『はぁ?』
悟『それと、ちゃんと家に帰ってきてご飯食べること。家族揃ってご飯食べるのって、楽しいんだぞ?』
涼『なんで俺が、』
悟『異論は認めねぇからな。これで本当におあいこだからな!』
本当訳分かんねぇやつだな・・。
雷が死ぬほど嫌いなくせにあんな風に喧嘩にも割って入る度胸がある。
矛盾してるけど、
おもしれぇ。
涼『分かったよ。』
悟『よし!じゃあ風呂入って寝るか!』
涼『そうだな、』
悟『じゃあお風呂あっためて来るから待って、うわっ・・!!』
涼『おい・・・!!』
ンチュッ
悟涼『『ンッ?!』』
は・・・、今・・、唇、当た・・、
悟『わっ、わっ、ご、ごめん・・!/////』
涼『いや、別にいいけどよ・・。』
つか、事故だ普通に。軽く当たっただけなのになんでそんなに赤くなってんだよ?
悟『じ、じゃあ風呂入れてくる・・!/////』
涼『あ、ああ・・・。』
雷は嫌いで、喧嘩に割って入る度胸があるやつ・・・、
でも、少し唇が触れたぐらいで耳まで真っ赤にする・・・。
涼『フッ・・・、可愛いじゃん。』
たったこれだけの事だ。これだけの事で、
俺は悟に恋をした。
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