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浅「悟、なんで月島兄弟にそんな事されるのかって疑問に思ったことないの?」
悟「疑問は、ずっと思ってたよ。たまに皆が顔が辛そうな顔するのも、知ってた。」
浅「なる程・・。」
触られるたび、何かを必死に抑えようとしてる。すごく辛そうで、見る俺も辛かった。
浅「・・・・・・・これは私の勝手な考えだけど、
悟、少しは分かってたでしょ?皆が自分の事好きだって。」
悟「っ、」
確かに、分かってた・・。目が違うんだ。家族を見る目じゃなかった。
俺を、欲している目だ。
浅「・・・・・・・ごめんなさい。悟を追い詰めたくて言ってるわけじゃないの。」
悟「いや、いいんだ。全部本当の事だし。」
知ってて、俺は行為を受け入れた。最後までは流石に怖いから拒否したけど。
悟「俺・・、結構残酷なことしてるよな・・・。」
皆が俺を好きな事知ってるのに、俺は気持ちがあやふやなのに受け入れて、拒否もしなければ承諾もしない。
俺は、皆の気持ちを弄んでる。
悟「最低だよなー・・。でも今更行為を拒否する事が出来ない。絶対、皆を傷つける。」
浅「悟・・・・。」
傷つけたくない。矛盾しているかもしれないけど、俺の側にいれくれる皆を、傷つけたくない。
バンッ!!!!!
多「おい!!一応コメディ設定なのにすっげぇシリアスになってんじゃねぇ!!??」
浅「おっ?」
悟「た、多喜・・?」
いつの間に来てたんだお前。
多「話は全部聞いたぜ悟。まぁそれは悟の勝手だよな。確かに兄弟からしたら残酷な事されてかもしんねぇ。」
全部?
え、なにお前20分ぐらい前から来てたの?
多「でもさ、月島達、嫌そうな顔してねぇじゃん。教室に迎えに来る時もすっげー悟が大切って顔してるぜ?月島達も、悟の気持ち気付いてんじゃねぇの?」
悟「え、冬夜達が?」
多「俺の予想。多分月島達も悟の対して申し訳ないっつーか、後ろめたいっつーか、まぁそんな気持ち抱いてんじゃねぇかな?抵抗しない悟の優しさに漬け込んでるって。」
悟「そんな事・・!!」
そんな事、俺は、俺が抵抗しないだけで、冬夜達は何も悪くない・・!!
多「どっちもどっちなんだよ。だからそのままでいいんじゃねぇの?その関係から動く事はあると思うけど、そん時は俺らにも話聞くし。だからさ、
そんなに自分を追い込めなくていいんじゃ、 ねぇかな?」
悟「っ・・・!」
自分は最低な事してると思った。
冬夜達へ抱いてる感情が恋愛感情か分からない状態で行為を受け入れて、
時に辛い顔見せる顔を見せる事に気付いてて、気付いてるのに、俺は知らないふりをする。
皆の気持ちを弄んで、
でも、拒否なんか、出来なくて、
嫌われたくない。一人になりたくなくて、
皆に側に居て欲しくて・・・。
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