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89.✩欲情
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✩✩✩✩
「んんっ……!!あっ……」
「さすがに、キツいね……」
ローションの滑りを借りて楓さんの指先が俺の中に入ってきた。
「…あぁっ……!っふ……く………!」
「旭、力抜いて……」
楓さんは一度抜いて俺のモノから溢れた先走りを掬うとまたつぷりと中に指を入れてきた。
まだ一本しか入ってないのにすごい圧迫感と異物感だ。
言われた通り息を吐いて体の力を抜くと、浅いところで抜き差しされる。
痛さと怖さと不安で体を強ばらせると、大丈夫と楓さんがさすってくれた。
「っく……んんっ………!!」
「気持ちいい?」
「……きもち、いっ…!……かえでさ………!!」
「ふふ、もっと気持ちよくなって…………」
楓さんは微笑んでぐっと奥の方に指を埋めてくる。
抜き差しを止めてそこで指を曲げたりぐるぐると中を掻き混ぜるように動かした。
「ああっ……かえ、で…さ………きもち………ひあっ!!?」
「ここがいいの?」
「…やぁっ…!!…かえでさっ……そ…やだぁ………」
楓さんの指がある一点を掠めた瞬間、今までより強い快感の波が襲ってきた。
だらだらと先走りが溢れて無意識に腰が揺れる。
自分の体なのに自分のじゃないみたいに勝手に反応する体がすごく怖くて、楓さんにしがみつく。
「か…で…さ………かえで、さ……!!」
「ここ、前立腺っていうんだけど、どう?」
「ぁああっ………んんっ!!…きもちい……から、も、やめ………」
「気持ちいいなら良かった。指、増やすよ」
二本に増えた指で前立腺を挟むようにしたり、ばらばらに動かしたりして俺の中を進んでいく。
気持ちよすぎて出てきた涙を楓さんは余裕がある笑みを浮かべてペロッと舐めた。ぐちゅぐちゅと水音が聞こえてくる。
楓さんにされていることすべてが快感に変わって先走りの量が増えた。
仰向けで全部されているから目を開くと楓さんの欲情した表情が見えて心が満たされる。
楓さんと視線が交わって胸が締めつけられた。
こんな俺に楓さんは欲情してくれてる………。
ほんと、俺、おかしくなりそう………。
三本目が入る頃にはもう怖さはなくてただただ気持ちよかった。
「……はぁ、んんっ…!」
「もう、大丈夫そうだね」
ズルリと全ての指が抜かれた。さっきまで楓さんの指を受け入れていた所がひくひくとしているのが自分でも分かった。
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