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141.✩手伝い
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✩✩✩✩
楓さんに身に纏っているものを全部剥ぎ取られて、押されるようにして浴室に入った。
「ちょ……楓さん…まって…………ひゃっ!?」
「はいはい、ちょっと我慢してて」
楓さんは俺をバスチェアに座らせると温度を確認してから熱めのシャワーをかけてきた。
全身びっしょりになった俺を満足気に見やると、シャンプーを手に取り俺の背後にまわる。
髪を梳くように楓さんの指が差し込まれて、わしゃわしゃとシャンプーを泡立て始めた。
……はぁ……気持ちいい……。
楓さんの力加減が上手で気持ちよくて、ふぁ…とあくびが出てしまった。相変わらずここ最近は毎晩楓さんに抱かれているから、正直なところちょっと寝不足だった。
うとうとして楓さんに身を委ねて好きなようにさせていたら、ツーっと鎖骨から脇腹にかけて楓さんの手のひらが滑っていった。
シャンプーが終わったから、次は体を洗うのかな…。
……体…?
「か、楓さん……さすがに、体は自分で……っあ……」
嫌な予感がして、脇腹を撫でている楓さんの手に自分の手を重ねて止めようとしたけれど、一歩遅くて楓さんの指先が上がってきて乳首を掠った。
身をよじって逃げようとする俺の腰を、楓さんは空いている左手でがっちりと抱いた。
「ん、自分で、なに?」
「自分で……洗う、から……。楓さんも、自分の体洗いなよ……」
「俺は旭が帰ってくる前に一度、風呂入ったからいいの。……けど…そう、分かった」
素直に引く楓さんを不思議に思いつつ、これ以上いたずらされないようにさっさと洗い終えてしまおうとすると、俺の手からするりと楓さんの手が抜けて上に重なった。
何をするんだろう、と重なった手を観察していると楓さんの手が動いた。重なっているわけだから当然俺の手もつられて動く。
「楓さん……?」
「自分で洗うんでしょ?」
「っ……!?」
素直に引いていったのはそういうことか……。
楓さんの企んでることが分かってバッと顔を上げると、鏡越しににやりと笑う楓さんと目が合った。
「ちゃんと手伝ってあげるね」
「や……手伝うとか……いらな…、あっ……んんっ……」
楓さんに操られた自分の手が、乳首を掠り脇腹を這って足の付け根に伸ばされる。腰を押さえていた楓さんの左手は右手と同じように俺の手に重なり、胸を揉むように動いていた。
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