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名前
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並木の手が俺の首元のボタンを外す
長い指が半分ほどボタンをあけて肌蹴るようになる
冷たい空気が喉元を撫でてくる
「何するの?」
恐々尋ねると、並木は答えない
答えない代わり、俺の首に顔を近づけた
立たせてある髪の毛が当たってくすぐったい
「うぁっ!」
並木の生暖かい舌が首を舐めていく
「な…みきっ!やっ…」
舐められたところがじんじんと疼く
「やっ…だっ!…んでっ!」
くすぐったくて、なのに体が熱く熱を持っていく
びくびくと体が震える
頭の中が沸騰してるみたいに意識がはっきりしない
「本当、ここ弱いよね」
そのまま耳の裏へ舌がなぞってくる
「ひゃっ…やだ!なみき!」
「…あおい。」
「やっ!やだぁ!あっ…」
気持ちいい
怖い
でも、気持ちいい
「あおい、呼んで」
耳元に落とされる低い声
体が震える声
「…な、にを?ぁ…ぅっ」
「名前…」
「な、まえ…?」
「そう、名前。俺の名前」
名前…
「た、たく、ま」
言った瞬間、並木は嬉しそうに笑った
心臓が痛い
心臓麻痺になる
「ふぁっ!いっ、たい!」
並木は首元を強く吸い上げだ
「あと!痕が付いちゃうっ!!」
「つけてんの。」
「ばかっ…んっ!ふざけんなぁっ!」
並木は離してくれない
「たくま…もう、やっ…」
そう言うと、並木は行為をやめた
「いいよ。十分、十分。」
頬に優しくキスを落とされ、俺は解放された
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